祈りってどうやって

困った時の神頼み
多くの人が「祈り」とは、例えば仕事の面接や何か手に負えないような事態に直面した時など、助けがどうしても必要な緊急事態にすることだと考えているようです。または、「試験に受かりますように」とか「運命の人と出会えますように」とか「仕事で成功できますように」とか「欲しい物が手に入りますように」などと、願い事をすることだと考えている人も多いです。

しかし、本来「祈り」とはそのようなものなのでしょうか。困った時のため、願いを叶えてほしい時のためのものなのでしょうか。神はまさか目に見えない自動販売機のような存在で、私たちが注文するものを与えるべくそこで待っている人なのでしょうか。たしかに神は、私たちに自分の願いを神に祈るようにと言いました。しかし、聖書は「祈り」とは、それ以上のものであると教えています。

祈りはおしゃべり
「祈り」とは、ただ神に話すことです。私たちは祈りの中で、喜びやイライラ、幸せな思いや落ち込んだ気持ちなど、自分自身のいろいろな感情を自由に神に話せます。自分が困難を覚えていることを相談したり、与えられているものが嬉しいと感謝したり、希望や夢を語ったりできるのです。祈りの中で私たちは、神に心を開いて話し、そこから神をもっと知ることも出来ます。それは仲の良い友達と楽しくしゃべっているような感覚です。言葉を選ばなければならないとか、どこか特別な場所に行って祈らなければならないわけではありません。祈りは、いつも使っている言葉で、家でも、電車の中でも、職場でも、どこででも出来るのです。

神との親しい関係を取り戻すには
宇宙、世界、その全てを造った完全な神、聖なる神と、親しく、包み隠さず、こんなにも親しい関係でコミュニケーションを取ることが出来るなんて、驚きです。しかし、私たちの誰もが、好ましくない思いを抱いてしまったり、悪いことをしてしまったりしたことが、多かれ少なかれあると思います。「私は間違いを犯したことがない」という人は、この世に1人もいないはずです。 そういった間違い、つまり罪は、私たちと神の間の大きな隔たりとなります。従ってこの神との親しい関係は、神の子であるイエス・キリストが隔たりをなくすことによってのみ可能なのです。キリストは私たちの罪悪感を取り除く約束をしてくれて、私たちの代わりに全ての罪の責任を負ってくれました。そして、私たちの人生が罪の結果めちゃくちゃにならないように助けてくれるのです。私たちが神の招きに応じる時、神は私たちの罪を赦し、私たちは神と親しい関係を持つことが出来るようになります。その中で、私たちは祈りを通して心にあることを何でも神に伝えることが出来るようになるのです。

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