最強の敵

「罪」の勘違い

歴史を通して 人類が経験して来た最大の問題は「 罪」 です。ニュースなどで、人々が法律を破ったり、他人に危害 を加えたりする事件などを見ると、そのことは明らかです。しかし、罪とはそのような目に見える犯罪だけではありません。一見すると害がないように見える罪もあるのです。

例えば、嘘や欲 、 自己中心性などは、普段そこまで悪いことのように は考えないのではないでしょうか。 嫉妬や不満 なども、誰かを傷つけるわけではないので、無害 に思われる かもしれません。また、私たちの心の中にある様々な思い も、心の内にあるだけなので害がないように見えるかもしれません。むしろ人生を楽しませるもののようにさえ思われます。

実際には…

しかし、実際にはその欲望によって、私たちは人を傷つけたり 中毒になったりし、 自分自身に害を加え 、人生の闇 へと 引きずり下されて いく恐れがあるのです。
例えば、妬みはどうでしょうか。妬みは私たちの内 に憎しみを引き起こし、相手や自分の置かれた環境に対する苦々しい思いを生み出します。
私たちがどんなに気をつけた としても、罪はこのような人間の醜い性質が孤独、 恥や 罪悪感といった感情を私たちの内に生み出し続けるのです。

代償は、死

聖書には、罪には 霊的な代償 があると書かれてい ます。それは霊的な死と言われるものです。まず、神の 性質は善なので、神が罪を犯すことは不可能です。これはとても重要 な事実 です。なぜなら、神が究極的に信頼に値する存在 だということを意味するからです。

しかし、神が一点の曇りもない善なる存在 であるというこの事実は、罪ある人間と神との間に存在する障壁を浮き彫りにします。つまり、罪は神の善なる性質に相反するものであり、神の怒りを引き起こし、その結果として私たちに霊的な死をもたらすのです。

助けてくれる汚れなき存在

では、私たち人間はこの霊的な死を克服するためにどうすればいいのでしょうか?ここで法的な犯罪を犯してしまった場合 のことを考えてみましょう。いくら自分で『これからはよ い行いをします』と宣言しても、その罪は無効にはなりませんよね。同じように 罪は、私たちの良い行いや意志では無効にできないのです。実際、罪に縛られている私たちには、罪の束縛 から自分 自身を自由にする方法はないのです。

しかし、罪による汚れが一切なく、私たちを罪から救い出すことのできる存在が一人だけい ます。それが、 神なのです。神は、私たちの内 に神の性質に相反する罪があるにも関わらず、私たちを罪から救い出す 計画を用意してくれ ました。神はそれほどまでに人 を愛しているのです。神は私たちの罪を取り除き、罪がもたらす破滅から、また霊的な死から、私たちを自由にしてくれるのです。

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