想像とは異なる神という存在

聖書には、神は言葉一つで この世界のすべてを創られる ほど偉大な存在 だと書かれています。神はまた永遠 で、始まりもなければ終わりもないのです。聖書の神は多くの人たちが想像するものとかなり違 います。私たちは、この銀河系や星々、そして惑星と共に 全宇宙を作っ た偉大な神は、きっと一般の人々からは距離をとり、あまり関わらないだろうと思うかもしれません。しかし、聖書は、神が人々の日々の生活に関心を示し深く関わってくれると述べています。神は貧しい者、未亡人、孤児に寄り添い、不正と悪を嫌うのです。

断絶された関係

神は道徳的に善であり正義なので、たとえ私たちには小さなものに見えても、全ての罪やあらゆる悪事を嫌います。罪や悪事はすべて神の 性質に敵対し、相反するものなのです。これは、神が 常に善であり正しい存在であるという意味でもあります。しかし同時に、罪が人と神との間に障壁をもたらすことも意味します。聖書は、すべての人は 罪のゆえに神の怒りを受けるに値するとまで言っているのです。

イエス・キリストが来た理由

私たちは、そのように罪をとことん嫌い、道徳的に完璧な神なら 、きっと私たちが間違いを犯した際には 、雷で私たちを打つ準備でもしているのだろうと 思うかもしれません。しかし、実際には、神はその一人子 イエス・キリストを人としてこの世に送り、人類を罪悪感や罪から救おうとする るほどこの世を愛していると聖書は記しています。キリストは私たちの罪やその罪の代償 を引き受け、神の怒りを私たちの代わりにその身に受けてくれ ることによって、私たちへの愛を示したのです。彼は自分の命を犠牲にし、私たちが罪の破壊的な力から免れることができるように、またこの世界を創られた創造主との関係を築くことができるようにしてくれ たのです。

ただ信じて頼ること

私たちには、神の赦しを獲得したり、買い取ったり、またイエス・キリストにその犠牲の代価を返済したりすることは、決してできません。神は私たちから何も必要とはしていないのです。だからこそ、私たちの罪が赦される唯一の方法は、ただイエス・キリストが私たちの罪を取り去ってくれることを信頼すること、また私たちの人生を導いてもらうようキリストに頼ることなのです。